4月21日記者会見しました

当日の原稿をアップします。

神戸市中央区の米村明美と申します。先月、3月まで大阪の大学でフルタイムの教授として、国際関係研究特別講義、グローバルシチズンシップというコースで、SDGs開発教育について日本語と英語で教えていました。

4月からは、2019年以来サポートしていたれいわ新選組を大きくしていく活動に本格的に加わりたいと思い、ボランティア活動をしています。

生まれは広島で、高校まで広島で過ごし、大学、就職で関西地域に住んでいました。海外に行くことが子供の頃からの夢でしたが、田舎の母子家庭で育った私にはロールモデルも資金もなく、30歳半ばまで仕事を掛け持ちして資金を貯めて、1993年にアメリカに留学しました。

この過程で悔しい思いをしたのは、奨学金を得て留学できるのは裕福な家庭の子供が多いということでした。この悔しさが、のちに教育を通して社会の不平等を是正していきたいという原動力になりました。

30年前の日本は世界の経済をリードしており、敗戦国が経済大国になれたのは教育に投資したからだと言われていました。ODA(政府開発援助)を日本は世界一多く出していた時期(1993〜2000)もこの頃でした。

その後、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に就職して、フランス、インド、エチオピア、セネガルで教育の専門家として働いていました。途上国に13年住んでいましたが、その結果、気づいたことは、アフリカの開発はアフリカの人の手によって行われるべきだということです。そして、彼らにはその能力も資源もあるということです。この時、グローバル政治・経済の搾取の構造を認識するようになり、アメリカやフランスの軍隊が海外に駐留しているのもその構造の一部だということにだんだん気付き始めました。

この間、日本に一時帰国する度に、日本が元気がなくなっていくのを肌で感じていました。私の年代はバブル世代で、海外にいたため、デフレとかロスジェネなどという現象は全く経験したことがありませんでした。

しかし、二人に一人の大学生が奨学金という名の借金を負わされ、子ども食堂という民間のチャリティーで3食食べられない子供に食事を提供するとか、自衛隊を南スーダンに派遣したり、介護などを外国人労働者にさせようとしたり、日本がアメリカのように格差社会になり、グローバル経済の下で労働者搾取をして、戦争ができる国に突き進んでいるのではと気づきました。

そして、山本太郎さんがれいわ新選組を立ち上げて、街宣している動画を見て、アフリカで国際協力をいる場合じゃない、日本人の私は日本のために働くべき時ではないかと思うようになり、2021年に、ユネスコを早期退職して、帰国しました。

現在、日本を含む世界では、行きすぎた資本主義により格差が拡大し、核戦争や気候変動の危機にさらされています。

私は、教育を通して、社会的不公平の是正、環境保全、恒久平和を目指し、次世代に持続可能な社会を繋いで行くことに全力を尽くします。

具体的には、れいわ新選組も掲げている消費税廃止も含めた公平な税制。
そして、政府がしっかりと財政支出をすることです。それによって、教育無償化・大学ローン廃止、教員労働環境改善、防衛費ではなく教育費増加、核兵器廃絶・原発は即廃止、再生可能エネルギー推進、食料安全保障、武器輸出禁止等を目指します。

詳しくは下記党の記者会見の書き起こしリンクを参照ください。

 https://reiwa-shinsengumi.com/activity/23839/?fbclid=IwY2xjawKGp8dleHRuA2FlbQIxMQABHnS-DaoF-POz__PLdxgXDTwFLCqxef4Eb7-MRbtGsEjUUNA6vvtCS-aw5AJh_aem_spiegjRNooCguzfBgH8Iow